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■障害者地域作業所とはどのようなところでしょうか
 法的には各障害種別の福祉法の体系下にはない法外施設であり、社会福祉法人とは違い、法人格を持たない障害者の働く場や生きがいの場です。昭和50年代初期より活動の場を求める障害者本人や在宅にしてはならないという家族や関係者の努力で作られはじめ現在、全国で6,000箇所以上あります。
  どんなに障害が重くても、本人の「願い」や「生きがい」を実現する場として、働く場・仲間と集う場・経験を広げる場として大きな役割を担っています。現在、市内に200箇所以上の作業所があり、4,000人をこす方々が日々通所し、職員の援助を受けながらさまざまな活動を展開しています。

■障害者地域作業所ではどのような活動をしていますか
 企業の下請作業、作業所オリジナルの自主製品の販売、喫茶や配食サービス、パソコンを使った製品やホームページの作成など、通所者の思いにあわせてさまざまな活動をしています。また、作業が難しい、重い障害のある方が多く通う作業所では、仲間や地域の方とともにさまざまな経験をし、本人の生活の幅を拡げるようなプログラムを中心に組み立てています。
■障害者地域作業所はどのような役割を果たしていますか
 横浜市内在住の養護学校卒業生等の約4割が地域作業所・活動ホーム・小規模通所授産施設を卒業後の進路に選んでいます。また、横浜市内入・通所施設、作業所等通所者数内訳においても作業所・活動ホーム・小規模通所授産施設が約半数を占めています。養護学校卒業生の進路先として、また、地域で暮らす障害者の働く場・生きがいの場として、まさに障害福祉の「主役」としての役割を果たしています。
 
(C)横浜市障害者地域作業所連絡会