逗子海岸 流鏑馬(やぶさめ)


平成13年11月11日(日) 午後1時より

逗子海岸中央
(荒天の場合11月18日(日)に順延)
以前の模様

武 者 行 列

10時20分 出陣式 11時28分 逗子通り
10時35分 亀ヶ岡八幡宮出発
11時35分 銀座通り(稚児行列と合流)
10時41分 JR逗子駅前
11時55分 商店街より献上品の儀式
10時44分 なぎさ通り
12時10分 東郷通り
10時52分 池田通り
12時15分 東郷橋
11時02分 亀井通り
12時25分 開成セミナーハウス到着
11時15分 京急新逗子駅前 12時55分 開成セミナーハウス出発
11時24分 延命寺前 13時00分 歓迎式典
13時20分 流鏑馬開始

 本年は、流鏑馬会場に行く武者達の一行に加え、21世紀を担う子供達の希望ある未来と成長を願い、
稚児行列(逗子銀座通りの歩行者天国区間)を合わせて実施いたします。

流鏑馬写真

逗子と流鏑馬

鎌倉幕府の行事記録である吾妻鏡によれば、正治2年(1199年)9月2日源氏二代将軍頼家が、小壺の海辺で弓馬の達人を集めて「笠懸」を射させたという記録があります。
当時の小壺には逗子も含まれており、地形的に考えても現在の逗子海岸で「笠懸」が行われたことがうかがえます。
「笠懸」は「流鏑馬(やぶさめ)」と共に、疾走する馬上から弓を射るという騎射の一種で、これは関東武士のお家芸であり、当時最高の武技でもあったのです。
そのため、尚武の気風に富む源頼家が好んで、しばしば行ったことが記録に残されております。
「流鏑馬」は起源が古く、六世紹の半ば神事として始まり、平安朝では、宮廷の公事として年々催されておりました。
その後、源頼朝が鎌倉に幕府を開き、全国の統一を果したので、天下泰平を祈願するため、文治3年(1187年)8月15日鎌倉八幡宮の宝前で「流鏑馬」を催し、以来源家三代を経て文永3年(1267年)に至るまで、毎年の如く行われた輝かしい歴史があります。
さて、今回逗子海岸で行われる「流鏑馬」は、前記の如く深い由来がありますが、時代が流れ、昭和20年の終戦当時、逗子海岸にあった「なぎさホテル」に米軍が進駐しておった際に、武田流司家の先代金子帥範が彼等に流鏑馬騎射を披露したところ、彼等はこの日本伝統武芸に大いに魅せられました。
そして早速、ホテル前面の海岸にやぶさめ馬場を設け、米将兵がやぶさめの練習に励んだのであります。
昭和23年および24年の11月には、逗子市の人々も参観に加わり、日米親善流鏑馬騎射会が盛大に行われました。
当時国民は、有史以来の敗戦に遭遇し、物心両面で大混乱を極めておりましたので、逗子市の人々にとって大きな慰めと希望を与えることとなりました。
以上のとおり逗子と「流鏑馬」の係わりは深いものがあります。
逗子サーフ21協議会では、約800年前に行われた「逗子流鏑馬」を再現させ市民の皆様に、往時の伝統武芸をご高覧いただき、「美しい渚づくり」と「新しい生活文化圏の創造」につなげて参りたいと存じます。

会場マップはこちらから


流鏑馬行事次第 

(1)天長地久の式  13:20 天長地久の式
(2)馬場入り   13:30
(3)諸役配置、騎馬・馬場本移動 13:40
(4)開会通告、あいさつ  13:45
(5)騎射開始 13:50
  イ、素馳     1回
  ロ、奉射  1回
  ハ、競射(土器三寸的) 2回
(6)騎射終了  14:30
(7)凱陣の式   14:40
(8)演武終了   14:50

≪天長地久の式≫

奉行は、諸役の前中央に進み「五行の乗法」を行う。乗馬して左へ3回、右へ2回馬を回して中央の位置で馬を止め、鏑矢を弓につがえて、天と地に対して満月の弓を引き天下泰平、五穀豊穣、国民安堵を祈念する。
式が終わると奉行、射手、諸役は行列を組み「序の太鼓」に合わせて馬場に進む。
奉行は記録所にあがり、諸役が部署に付いたのを確かめて「破の太鼓」を打つ。
馬場の上下の扇方(おうぎがた)は、扇で準備完了の合図を送り、射手は順番に素馳(すばせ)を行う。

≪奉    射≫

馬場には3つの的が立てられ、射手は馬を全速力で走らせながら腰の鏑矢を引き抜いて重藤(しげとう)の弓につがえ、一の的から次々に射て馬場を駈けぬける。
的は一尺八寸四方で、檜板を網代(あしろ)に編み、その上に白紙を張って青、黄、赤、白、紫の5色であらわし、的の後ろに四季の花を添える。

≪競    射≫

的は、径三寸の土器二枚を合わせて、中に五色の紙切れを入れてあり、命中すると土器は裂け、中の五色の紙は花吹雪の様に飛び散る。
こうして競射が終わると奉行は、記録所で「止めの太鼓」を打ち、奉行、射手、諸役は行列を組んで記録所前に向かう。

≪凱陣の式≫ 

記録所の前に勢揃いした後、競射の最多的中者は式の的を持って奉行の前に座する。
奉行は、扇を開いて骨の間から的を検分する。扇をたたみ太刀の鯉口を切った時、太鼓を「ドン・ドン・ドン」と三打する。
奉行の「エイ・エイ・エイ」の声に続いて、射手諸役一同「オーツ」と唱和、これを3回線り返して勝どきを掲げる。(これは首実検を意味する)

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