お夏きつねと孫三郎きつね

ふとかごを見ると魚がありません.。
「ありゃ、これはなんだ」
いい湯だと思っていたのは、とんでもない。
それは、畑の肥だめだったのです。

魚売りはころがるように、小坪へとんで帰りました。

こうたびたびきつねに魚を盗られてはたまりません。

魚売りたちが集まって相談していると、まだ一度もだまされていない村一番のしっかり者が、「どいつもこいつもだらしがない!あんたらは、間抜けだからだまされるんだ。」

「それならおれがいってこらしめてやろうじゃないか。」と胸をはって言いました

魚売りが魚を売り歩いていると、今度は、お夏がきれいな娘に化けています。

「もし、お願いがあるのです。
お腹が痛くなり歩くことが出来ません。
みていただけないでしょうか。」

   
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