か ん ぞ う い ん 
  4つの本尊をまつる寺 
観  蔵  院
 蓮沼山(れんしょうざん)観蔵院は天台宗の寺です。今では奈良の吉野山の桜の方が有名になってしまいましたが、その桜は、鎌倉時代に夢想国師という名僧が観蔵院の庭に植えられていた木を吉野山に移し植えたものだと言い伝えられています。
 むかしは、桜山丘陵地に観蔵院、法竜院(逗子市青少年会館のあたり)、地蔵院(入定様の墓のある寺)の神武寺3寺がならんでいました。観蔵院は十一面観音像、法竜院は不動明王像、地蔵院は地蔵菩薩像を本尊としてまつっていました。法竜院と地蔵院は廃寺になったので、今は観蔵院にまつられています。それに、池子の仏向庵(米軍接収地内にあった寺で、海軍に接収された時に廃寺になった)の本尊阿弥陀如来立像もまつられています。
 観蔵院は4つの本尊がまつられているめずらしい寺です。
観蔵院入口の階段と桜 観蔵院
観蔵院の桜 さくらのやま 絵本 逗子のむかしばなし より
ひとくちメモ:。観蔵院の境内の前側の堤に植わっている数本の桜の木は鎌倉時代に吉野山に移し植えた
         ものの一部であって、たびたび切ったので幾代かの芽であろうといわれています。

         
「此の村昔桜林あり、夢想国師勅命に依って
         京都へ上らせ玉ふ時此処の桜を和州芳野へ
         持たせられ植ゑ玉ふ由故に桜山と号す」    三浦古尋録


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