山北の商店通信


タナカヤW通信   田中屋&たなかや

平成17〜18年 冬号

商店街のお店屋さんと仲良しになってください


田中屋四代目の瀬戸義信さん

“商店街と食”の話

毎度!田中屋四代目の瀬戸義信です。山北駅前商店街で肉屋と駄菓子屋を営業しています。私は商店街で育って40年、今回は“商店街と食”の話をします。

お店屋さんとちょっと会話を交わすことで、人と人との何だか温かいつながりができます。料理法や旬の素材、下ごしらえの方法まで、色々教えてもらえるような「お馴染みさん」になりましょう!

小さい子供さんがいるお母さん!ぜひ一緒に子供さんを買物に連れてきてください。何にでも興味津々の子供にとって、店先に並ぶものはオモチャ屋さんと同じくらいに面白いものだと思うし、この経験がやがては素材を見る目、選ぶ目を養うことになるでしょう。お店で働く人たちとの会話も含めて、“食べる”という大切さが色々な形で小さな頭にインプットされていくのだと思います。



チャーシューのお好きな方に特にお奨めです!

チャーシュー仕込み中

美味しさの秘 密はこだわりの製法と歴史にあり!

当店の焼豚の原点は、昭和27年に田中屋二代目の祖父が横浜中華街の老夫婦が営む中華料理店に通い続けて伝授してもらい、試行錯誤の上に出来上がったこだわりの田中屋オリジナルの逸品!チャーシューです。

田中屋オリジナル の逸品!チャーシュー

田中屋に代々引き継がれた製法で豚肉を1本1本秘伝のタレに48時間以上漬け込み、鉄鍋の高温で吊るし焼き上げて余分な脂を落とし、豚肉本来の美味しさを引き出しました。美味しさの秘密はこだわりの製法と歴史にあり!


クリスマスには当店自慢のローストチキンはいかがですか?

当店のローストチキンは、若鶏の骨付きモモを独自の製法とのタレで仕上げました。コクのある醤油を使い、甘口の味付けで仕上げる旨み、コク、ボリュームの手づくりローストチキンです。丸焼きと骨付きモモの2種類、クリスマス限定!ぜひご賞味あれ!

お肉のウンチク

ステーキの最高峰と言えばサーロイン。牛の背中にあるロース肉の中で腰の部分にあたる肉でイギリスの王宮でのエピソードから生まれた名前。国王が宴席を設けた時に、非常に美味なステーキが供され、招待者が「何という料理なのか」と聞いた。呼ばれた料理長が「ロインのステーキでございます」と返答するのを耳にした国王は、その場で剣を抜くと、料理に対し「サー」の称号を叙勲した。これが「サーロイン」に謂われです。


駄菓子屋の灯りよ 永久に…

お店からみんなに…

昔から駄菓子屋は一つの町内に5〜6軒はあり、お米屋さんより多いくらいだった。路地を出るとすぐそこの長屋の一隅にあったり、商店街のはずれにあって、そこには様々な年代の子供たちが十円玉を大事に握りしめて集まっていた。

子供たちには欠かせない“たまり場”“社交場”でもあった駄菓子屋。ギッシリ並んだ色とりどりの駄菓子やオモチャのきらびやかなパッケージ、「あれにしようか、これにしようか」と迷う切なさ、当てものを引くときの心のトキメキ…。友だちと遊ぶ約束なんかしなくても、そこにはみんながいた。そのまま楽しい自由な時間、大人の目を気にせず、子供だけの世界を作ることができた。子供の頃の幸福感があった。  年上の子供やガキ大将に学校では教えてくれない色々なことを覚えさせられ、今はすっかり少なくなった“ふれあい”があった。

今!姿を消しつつある駄菓子屋だが、子供たちにとって魅力や必要がなくなった訳ではない。子供が成長する過程で、その存在意義は今も大きいと思う。子供心の夢を満たす“ふれあいのたまり場・社交場”でもあった空間と駄菓子屋の存続と復活の願いを込め…、今ここに!


(株)田中屋肉店

〒258-0113 足柄上郡山北町山北1996
TEL・FAX:0465-75-0032 営業時間:午前9時〜午後7時